2008年02月09日
リハーサルルーム
当日券最後の一枚。Z席1500円也。午前10時過ぎ、小走りで新国立劇場のチケットボックスに駆け込んだ。助かった。開演まで初台在住の友人とブランチしながら、マリッジブルー具合を探る。大ちゃん、ごちそうさま!!
新国立劇場演劇研修所1期生修了公演
「リハーサルルーム」
僕が民藝に入った年。この研修所は国の文化施策として3年前に発足。そして今公演がこの3年間の集大成。彼らは奨学金を貰いながら無料で超有名講師人のレッスンを受けている非常に羨ましい人たち。22歳から33歳までの15名。まさに自分と同世代で非常に気になる存在。
びっくりしました。
100本以上観たプロの舞台の90本以上が負けている。そう思った。いや、勝ち負けじゃない。だけど、こんなにも心を揺さぶられるとは思いもしなかった。確かに国がバックについているから、作家や演出家、スタッフ陣にもかなり恵まれた環境ではある。しかしそれらを許容する器と、高い技術を彼らは持っている。その上、華のある人も多い。入所前の彼らを見た訳ではないから、元々なのか、研修所の成果なのか、それはわからない。だけど、これまで観たいくつかの卒業公演の比ではない。非常にハイレベル。カッコいい。
そして脚本。ディスコミュニケーションなコミュニケーションを取る日本人の今があった。これ俺のことだって、みんな結構思ってるんじゃなかろうか。俺も思った。会話がしたい。ストーリーは、そこに家族が被さる。みなさんの家族はどんな家族でしょうか。
僕は正月に帰省したとき、もういい加減地元に帰って来いと親父に言われました。ものすごく心の重荷になってた言葉ですが、ずっと誰にも言ってません。でもなんか必要以上に重く捉えていた気がします。こんなレベルの話、多かれ少なかれみんな持ってる。それでもみんな大丈夫な顔してる。
僕は親父と会話が出来ない。いや、もちろん物理的には出来る。何度も心の全てを吐き出したが、一切通じない。それが舞台上にもあった。70歳の親父とのジェネレーションギャップが原因だと思ってる。そしてそれはもうどうしようもないと。その結果の、このコミュニケーション。
いいか悪いかではなく、生きたいかどうか。分かり合うことは、とても大変なことだけど、もうちょっと頑張ってみようと思った。
「リハーサルルーム」は明日まで。午前10時よりチケットボックスにて、当日券6枚のみ販売してます。
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この記事へのコメント
1. Posted by goldberg2006
2008年02月16日 17:02
>僕は正月に帰省したとき、もういい加減地元に帰って来いと親父に言われました。ものすごく心の重荷になってた言葉ですが、ずっと誰にも言ってません。
なんか、「うるちゃん」そのまんまですねー。
(オッサン世代だと、親父本人が【帰ってこんでもいい】と言ってても、ほおって置けなくなってきますが…)
なんか、「うるちゃん」そのまんまですねー。
(オッサン世代だと、親父本人が【帰ってこんでもいい】と言ってても、ほおって置けなくなってきますが…)
2. Posted by genji
2008年02月18日 21:13
>goldberg2006さん
そのまんまでしたかぁ。笑。親父はいつも難しいです・・・。
そのまんまでしたかぁ。笑。親父はいつも難しいです・・・。

