演劇

2008年04月25日

銀座通りのデカプリオ

decaちかみれい・高橋稔が出演!!

新宿芸能社 第11回公演
銀座通りのデカプリオ
2008年4月22日(火)〜5月2日(金)
於:シアターブラッツ

なんとこのふたり、『NIGHT EDEN』の出演者です・・・この公演が千秋楽を迎えた日の1週間後にこちらの初日を迎えます。ボクには到底真似出来ませんが、小劇場界で多くの場数を踏んだ、超売れっ子さんだからこそ成せる業。

ここのタイトルはいつも少しふざけた感じなのですが、主宰で脚本を書いているのは、なんとあの映画『フラガール』脚本の羽原大介氏。『パッチギ!』と併せて、2年連続で日本アカデミー賞・優秀脚本賞を受賞されてます。

本作はカッコいいダンスシーンがあったり、芝居でも諸所で爆笑が巻き起こるような、ベースのテンションがかなり高めですが、ボクが生まれた頃からある商店街が抱える問題や、超タイムリーな日中関係の問題まで、さらっと重いテーマを盛り込んでらっしゃいます。なるほど、『フラガール』と『パッチギ!』両方の匂いがします。おそらく3年前の『横丁のデカプリオ』の書き直しでしょうが、前回公演も気になるなぁ。。。

新宿芸能社で毎回主役を張ってるのが、戦隊モノヒーロー出身の、どイケメン倉貫匡弘くん。まぢでカッコいい・・・同じ生物とは思えない神々しいオーラを放ってらっしゃいます。女子の口はみんな半開きでした。今回も倉貫くん含め、男性陣の露出度MAXですが、女子はみんな「キャー」と手で顔を覆いながら、指の間からしっかり見てました。笑。

そしてさらに素晴らしいのは脇を固める役者さん方々。ボクは新劇界で舞台デビューしましたが、小劇場にこんな才能がこんなにも埋もれていたなんて、劇団に入った当初は思いもしませんでした。大劇団の傘に入らず、自分の腕だけで人生勝負している彼らは本当にカッコいい。以前からずっと思っていたけれど、彼らの業をもっと多くの人に知ってもらうために、勉強してきたマーケティングを使いたい・・・ただ、これはまだずっと先のはなし。今は目の前にいる彼らの芝居に魅了されたい。

こちらの公演はまだまだ続きます。ご興味ある方はチケット取り次ぎますので、ご連絡下さい。ボクの連絡先が分からない方は、コメントにその旨を残して頂ければ対応させていただきます。舞台は生もの、一度逃せばもう帰って来ません。ちょっとでも惹かれたら、ぜひ足を運んでみてください。それは掛持ちのふたりが帰って来る『NIGHT EDEN』も同じこと。

うまく落ちたわ。笑。



公演詳細はこちら



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2008年03月26日

休演日

1ヶ月公演で唯一のオフ。

東京公演での休演日は初めて。自宅だと、たまの休みはこうなっちゃいます。午前中は歯医者と病院のはしご。午後は知人の舞台観劇後、オーディションに行き、そのまま次回作の稽古へ・・・全く休めませんでしたが、気分はかなり楽々。やっぱり本番は神経すり減らすし、筋肉ガッチガチになって、腰も痛くなるしね。爆。

劇団フライングステージ 第32回公演
「新・こころ」

ネット上で出会い、ボクの初舞台にも来て下さった知人は至上のコメディエンヌ(♂)でした。笑。映画「ブロークバック・マウンテン」を思い出しましたね。社会常識におけるマイノリティの行く末は・・・。やはり孤独は理解せねばなるまい。ただし、この劇団は戦うことを諦めない。マイノリティも生きやすい社会への変革に、挑戦した本でした。大学時代に一般教養の講義で漱石の「こころ」を読み解いていたので、今回の公演の解釈は大方把握していましたが、それを彼ら自身のために的確に現代に持ってきていました。とても面白かったです。お誘いありがとうございました。千秋楽お疲れ様でした。

そして今日の稽古は、ダンス中心。飛びすぎて腰が・・・。汗。でも主宰から高級苺大福を頂き、痛みも吹っ飛びましたよ。ジューシーすぎる大福・・・溢れ出す果汁・・・小龍包式スウィーツ・・・このベクトルは人気商品のニオイがしますね・・・久々にマーケターの血が。笑。そういえば、この次回公演ですが、朗報と言ったまま、ずーっとほったらかしでしたね・・・近日、詳細アップします!!



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2008年03月18日

ある結婚の風景

洒落ていて残酷。

イングマール・ベルイマン作
TPT65『ある結婚の風景

まずは御礼。出演者の天宮良さんより、ご招待頂きました。ありがとうございました。

結婚をテーマにした本作で、人間が少しだけ見えた気がします。人は完全に分かり合うことなど出来ない。天宮さんの台詞にあった「孤独を理解する」ことが必要だと。悲観論ではありません。より苦しまず、より楽しく生きるための知恵。むしろポジティブ。何かを得るために、何かを捨てなければならないように、何かを捨てれば、その分何かを得ることが出来る。幸せの考え方は人それぞれだけれど、常識やルールを捨てることで得られる自由の中に、生がある気がする。

実生活における教訓を得られる舞台は非常に稀。この出会いに感謝。



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2008年02月19日

ライカンスロープ

ライカンそっくり。

AFRO13 The10th. LIVE
ライカンスロープ

劇団TIME LIMITS」に。ダンスにアクション、音楽の使い方と創りが非常に似てる。ボクが出演させて頂いた「ASIAN BUTTERFLY」もそうだが、前回やってた「鬼が見る夢の名は修羅」とはキャラ設定や世界観までも。あまりにも似てるんで、そっちが気になっちゃって、あんまり感情移入出来ませんでしたわ。

しかし、こういう演出大好きです。役者のレベルはかなりバラけてたけど、全体にリズムがあって、紆余曲折を経ながらも一生懸命駆け抜けてる感じ。

ジェットコースターロマンス。



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2008年02月09日

リハーサルルーム

rehearsal当日券最後の一枚。Z席1500円也。

午前10時過ぎ、小走りで新国立劇場のチケットボックスに駆け込んだ。助かった。開演まで初台在住の友人とブランチしながら、マリッジブルー具合を探る。大ちゃん、ごちそうさま!!

新国立劇場演劇研修所1期生修了公演
リハーサルルーム

僕が民藝に入った年。この研修所は国の文化施策として3年前に発足。そして今公演がこの3年間の集大成。彼らは奨学金を貰いながら無料で超有名講師人のレッスンを受けている非常に羨ましい人たち。22歳から33歳までの15名。まさに自分と同世代で非常に気になる存在。

びっくりしました。

100本以上観たプロの舞台の90本以上が負けている。そう思った。いや、勝ち負けじゃない。だけど、こんなにも心を揺さぶられるとは思いもしなかった。確かに国がバックについているから、作家や演出家、スタッフ陣にもかなり恵まれた環境ではある。しかしそれらを許容する器と、高い技術を彼らは持っている。その上、華のある人も多い。入所前の彼らを見た訳ではないから、元々なのか、研修所の成果なのか、それはわからない。だけど、これまで観たいくつかの卒業公演の比ではない。非常にハイレベル。カッコいい。

そして脚本。ディスコミュニケーションなコミュニケーションを取る日本人の今があった。これ俺のことだって、みんな結構思ってるんじゃなかろうか。俺も思った。会話がしたい。ストーリーは、そこに家族が被さる。みなさんの家族はどんな家族でしょうか。

僕は正月に帰省したとき、もういい加減地元に帰って来いと親父に言われました。ものすごく心の重荷になってた言葉ですが、ずっと誰にも言ってません。でもなんか必要以上に重く捉えていた気がします。こんなレベルの話、多かれ少なかれみんな持ってる。それでもみんな大丈夫な顔してる。

僕は親父と会話が出来ない。いや、もちろん物理的には出来る。何度も心の全てを吐き出したが、一切通じない。それが舞台上にもあった。70歳の親父とのジェネレーションギャップが原因だと思ってる。そしてそれはもうどうしようもないと。その結果の、このコミュニケーション。

いいか悪いかではなく、生きたいかどうか。分かり合うことは、とても大変なことだけど、もうちょっと頑張ってみようと思った。

「リハーサルルーム」は明日まで。午前10時よりチケットボックスにて、当日券6枚のみ販売してます。




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2008年01月17日

ドン・キホーテ

donドン・キホーテは決しておろかな、猪突猛進なだけの男ではありませんよ。でも若いうちなんですから馬鹿なことをやったって、無茶なことをやったっていいですよ。ただ本気で。ドン・キホーテみたいに―――

これは『風車の見える丘』で喫茶店セルバンテス(ドン・キホーテの作者名でもある)のマスターが主人公の新とウルちゃんに掛けてくれる台詞です。

自分を雄渾な騎士だと信じ、巨人だと思い込んだ風車に突撃、満身創痍となるドン・キホーテ。彼は今回の舞台の象徴として登場しますが、ドンピシャなタイミングで仲代達矢さんの無名塾が公演を行っているので、昨日行って参りました。

仲代さんのドン・キホーテを、今さら名演だったと語るつもりはありません。

ただ、泣きました。

縁あって出演者の方たちの飲み会に参加させて頂いたのですが、みんな背が高くて、美男美女、その上めちゃめちゃ面白い。何より羨ましいのは皆、愛に溢れていて一体感がある。素敵な劇団。

20日まで東京芸術劇場中ホールでやっているので、興味ある方はコメント欄でも、直接にでもご連絡ください。割安でご覧頂けます。ちなみに3・4月に僕も同じ劇場に立ちますので、またこちらも宜しくお願いします。詳細はまた後日。

そして昨夜、とってもとっても嬉しいオファーを頂きました。こちらは5月ですが、正式に決まったらまたお知らせしますね。

新年から景気いいっす。笑。



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2007年11月07日

ゼブラ

zebraワンオアエイト。

って読むらしいですね。汗。ONEOR8の「ゼブラ」10周年を期にあえて代表作をこれと決め、再演したとのこと。まだ間に合うので、みなさんホントにホントに騙されたと思って行ってみてください。チケット代も手頃です。僕が今まで見た作品の中で最もROIが高い。だからこそ、舞台ビギナーズに観て欲しい。やすい、うまい、はやい。あれ?

僕は会社を辞める時に、役者の夢と同時に、日本の観劇人口を増やしたいという想いも持っていた。観劇人口の増加は、ショービジネス界の底上げに直結するのだ。舞台の質も、携わる人間の生活も向上する。そしてより良い人材が集まれば、さらにお客さんは増え、単位コストが下がれば入場料も下げられる。ポジティブスパイラル。どんな人も気軽に劇場に足を運べる世の中を・・・こういう作品に出会うと、ものすごく勇気づけられる。

僕も頑固です。



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2007年09月29日

PIAF

piaf凄い。

こんな自己中な大人は見たことがない。でも、もの凄く憧れる。だって彼女は自分の生きたいように、今を生きている。まさに。それでも彼女の人生は類稀なる才能あってこそ。全ての人がこんなにも自己中だったら、この社会は無い。

エディット・ピアフ。

フランス生まれの歌手。「愛の讃歌」は、きっとどこかで聞いたことがあるでしょう。安奈淳さんのピアフは素晴らしかったのですが、舞台は残念ながら終わっちゃったので、彼女の壮絶な人生はぜひ映画で。

TPT『PIAF』@ベニサンピット
映画『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜

自分が不利益を被る事が分かりきっているのに、自己を押し通す人。一般的にはおかしな人と思われたり、めちゃめちゃ嫌われてたりする。こういう人を僕はカッコいいと思う節がある。常識や社会のルールに縛られない。はみ出し者の烙印を押されても、自己を貫く。ときには生を脅かされることがあっても。

でもね。全ての人に平等に気遣える人を見ても、カッコいいなと思うわけですよ。その人が生きたい様に生きているのかは分からないけれど、結果的に自己中とは真逆の行動となるわけで…自分の置き所がわかりません。おそらく魂の問題のような気がする…おっと、宗教チックになってきたので、このへんで。

現状はピアフに寄ってってるかなぁ。社会逸脱方向。笑。



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2007年08月05日

カレッジ・オブ・ザ・ウィンド

courage千の風になって風。

キャラメルボックス
カレッジ・オブ・ザ・ウィンド

冒頭は過剰な演技に引く、しかし最後には泣く。キャラメルは、最近いつもこうなる。爽やかすぎる彼らの舞台は、「人間失格」と対極にある。ポジティブでいていいんだよって言ってくれる。嘘だと思う僕の目から涙が出る。救われた気分になる。懺悔みたい。

僕は器の小さい人間。旅公演でさらに思い知らされた。大変だと聞いていたけど、本当に大変だ。そして閾値を超える。こんなに嫌な自分が次々いたのかと、新発見。諸種の嫌な他人の理由も分かった。僕はプレッシャーを知らなかったんだ。守られてたんだ。役者としては、幅が広がったかもしれないが、失ったものは多い。

失ったものが必要なのかは分からない。けれど、涙が出るんだ。キャラメルボックスは生を守っている演劇集団。



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2007年08月04日

遭難、

sounanASIAN BUTTERFLY」の共演者出てます。

テアトル・エコー SIDE B
e-blood公演
遭難、

先日、映画「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」を観て、舞台作家の本谷有希子さんが、さらに気になってます。この映画も元は舞台で上演されたもの、昇り龍の脚本家ですね。彼女の作品の土台は最低女。「遭難、」でも、出るわ出るわ。おかしみと、悲しみで溢れていました。おかなしい系。

e-bloodの公演はテアトル・エコーの若手で組織されていて、年間3本程度上演しているようです。若手ということもあって、正直そこまで期待していなかったのですが・・・見くびっていてすみませんでしたという感じ。もちろん戯曲の力が大きいというのもあるでしょうが、数十人しか入らない箱で、目の前にいる同世代の役者さんたちが、ものすごく遠くに見えた。細かいところを言えば、確かに粗はあったけれど、うちの同期の誰よりも上手いし、正直、若手の先輩たちでもかなう人は少ないだろう。

同じ古参の劇団にいる若手の現状。良いモノは、いろんな刺激を孕んでいる。さて。



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